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ジョジョ・ラビットのほのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.9
キレキレにお洒落。音楽も衣装も編集も演出もカメラワークも台詞もぜーーんぶお洒落。むしろお洒落すぎる。
そしてジョジョかわいい、私的主演男優賞!
戦争が主題の映画だから単なるコメディでは終わらないことは覚悟してたけど、辛いシーンも映画としてお洒落なんだな〜〜。“靴”が全体を通してものすごく重要な役割を果たしている感じとかちょっとあざといくらいだけど。
高低差を上手く使った動きのある綺麗な画が印象的。
画がよすぎて、戦争を知るのにこれで満足してはいけないんだろうなあとは思いつつも、戦場ではなく普通の日常を描く作品は市民として実感が湧きやすく考えさせられるとこがある。日本でいうと『この世界の片隅に』もそう。

ドイツの話なのに芝居は全部英語なのは、まあアメリカ映画だしもちろんアリだけど、結局アメリカか〜というのは何とも言えないオチみたいだなあなんて思ったりしましたね
ほ