このレビューはネタバレを含みます
原題:Jojo Rabbit
公開:2020年
鑑賞:U-NEXT
なんだっけ?
劇場で観そびれた映画配信始まってるよと聞いたの
なんだっけ?と数日ぐるぐるして
そうだ!ジョジョ・ラビット!
よかった♪ タイカ・ワイティティって巧いなぁ。
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▼ ▼ ▼ ネタバレあり ▼ ▼ ▼
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監督の演じるイマジナリー・ヒトラーが愉快。
ジョジョとエルサ。隠し扉のBoy Meets Girl。
またもやスカーレット・ジョハンソンの靴紐。
またもやサム・ロックウェルのツンデレ笑顔。
彼にぴったり寄り添うシオン・グレイジョイ。
友達のふとっちょ・ヨーキー不死身で笑った。
楽しんで観ていたらデヴィッド・ボウイで涙。
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■オスカー作品賞ノミネート!映画『ジョジョ・ラビット』をより楽しむための音楽ガイド」(高橋芳朗の洋楽コラム)
https://www.tbsradio.jp/450104
観終えてから 高橋芳朗氏が紹介している「デヴィッド・ボウイとベルリンの壁」の初耳エピソードに痺れる。ワイティティはそれも踏まえて重要な場面にあの歌を鳴らすんだろう。
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翌晩(というかさっき)
夕食のお供になんとなく冒頭再生そのまま二夜連続で観ちゃった。劇伴や撮影について知ったあとだからいろいろと噛み締め直す。
寓話的風刺的。母ライオンのロボットダンス。またほどける靴紐。また結び直す靴紐。わかったからもうわかったから。お腹に舞う蝶。足元に誘う蝶。おーいユダヤ人。行方知れずのパパとネイサン。ハイル ヒトラー。ハイル ヒトラー。総統は逃走と闘争で自害。市街は死骸と残骸で満杯。草原を駆る母子の自転車。籠の中のウサギと短剣。リルケと嘘と白紙の手紙。
扉を開くと生命の賛歌。
心の奥から自由の舞踏。
ジョジョとエルサは体を揺らして。
ジョジョとエルサは体を揺らして。
そうしてやっぱり。デヴィッド・ボウイで涙。