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ジョジョ・ラビットのエスのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.7
フィクションとはいえ悲しい事実を元にしたお話でここまで鮮やか且つ面白く、重すぎず軽すぎず、現代的に描くことが出来たのが凄いと思った。しかも監督がヒトラー役…演技も素晴らしかったし才能に圧巻。

しっかり笑えるところも多かったし、キャストがめちゃくちゃ良かった〜〜〜〜 ジョジョとヨーキーの絡みにとっても癒されたし、エルサに段々惹かれていくジョジョも愛おしくてたまらなかった。お腹の蝶々が良すぎ。まずまずお顔が整った方が多かったなという印象。

そして戦時中は誰もが正気でいることが難しかったであろうはずなのに、清く優しく、華麗に踊り人生を楽しむことをモットーとしていたママがこの映画で誰よりも強かったな……流石スカーレットヨハンソン…… キャプテンKも忘れられない。とっても。

やっぱりジョジョも感じたように、百聞は一見にしかずなんだなあと。ヨーキーも実際にみて価値観が変わりジョジョの話を聞いた後に咎めなかったのがすごく良かった。純粋故に柔軟さが光った映画だったと思う。世界もこんな風にもっと分かり合えたらいいよね。

最後のリルケの詩には思わず感嘆が盛れた。
''絶望が最後ではない'' とな。

(追記)
NG集も解説もコメンタリーもすごく良くて、
この作品とタイカ監督らの偉大さがめちゃくちゃ分かるので……より一層虜になるので……ぜひ……

「ヘイトより愛を」