えいがうるふ

ジョジョ・ラビットのえいがうるふのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.7
やたら評判が良いのでちょっと期待しすぎたかも。
良くも悪くも、暗くて重くてシリアスな戦争映画が苦手な若い層にも感情移入しやすいポップな反戦映画、という印象。まさにその狙いは興行的には大当たりだったんだろうが、個人的にはちょっと演出がポップ過ぎてついていけないところも。
ナチスとヒトラーをコケにしまくってるのは分かるが、言うこと為すことおちゃらけ過ぎて全然ドイツ人ぽくないし、逆にドイツ人らしさをネタにしてるシーンはわざとらしくてほとんどコントだったり。
もちろんジョジョをはじめ子どもたちはみんな可愛いだけにそこに頼りすぎというか、扱う題材にしてはコメディに振りすぎな感じがチラチラ違和感となってちょっと引き気味に観てしまった。

でもオープニングにビートルズ、エンディングにボウイ、それぞれの名曲のドイツ語ナンバーの使われ方は確かに胸熱だった。エンディングテーマで泣かすみたいなパターンが最近多くて若干食傷気味ではあるけれど、これぞ映画館というシチュエーションの醍醐味でもあり、やっぱりそこまでの多少のモヤモヤが一気に吹き飛ぶ効果はある。

それにしてもサム・ロックウェルは相変わらず美味しいとこ持っていくなぁ・・・。