ジョジョ・ラビットの作品情報・感想・評価

上映館(47館)

「ジョジョ・ラビット」に投稿された感想・評価

けい

けいの感想・評価

4.2
ブラックユーモアに溢れたナチス映画。

戦争モノを多く観ているわけではないのだけど、ここまで爽やかに淡々と愛しく戦時中を描けるのだと感動した。

戦争では正義、味方、悪、敵みたいな強い群衆心理がある一方で、個人個人にフォーカスするともっと小さな感情が渦巻いてる。そういう小さな小さな何かが光る、素敵な映画。

実は大した期待もせず、TVでコメンテーターが勧めてたな、ぐらいのノリで観に行ったのだけど、観て正解だったかも。

戦争映画で一番好きになったかも。
ももな

ももなの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ナチスやヒトラーの知識は少ないけど、楽しめたし感動した。
世界史もっと勉強したら、より楽しめるんだろうな。

靴紐を通しての描写がとても好き。
お母さんに結んでもらっていた靴紐、死んだお母さんの解けた靴紐、最後にジョジョが結んであげるエルサの靴紐。
うまく言葉にできないけどグッときた。

お母さんの死顔を映さない描写がやはり印象に残ったし、衝撃だった。
服の色、、そういうことだったのか。
Moeko

Moekoの感想・評価

4.5
優しさにあふれてた。free spiritになってdanceして終わるの強い… スカヨハ凄まじく良いお母さん… そして音楽の趣味が良すぎる!すき!
相変わらず有名税というかヒトラーがいじり続けられるのは仕方ないとして、言うほどこれ面白かったかなぁ?笑っていいのか泣いていいのか立ち往生したままエンドロール迎えるというかね。英語だし。せっかく母息子で田舎道を自転車で並走するいいシーンあったのに、舗装された道じゃなく砂利道とかぬかるんだ道にしてほしかったなぁあそこは。日本(軍)けなしもたった一行で済まされてたし、私はこの作品に関しては門外漢だなぁ。
ジョジョが終始かわいい
nero

neroの感想・評価

4.5
ドイツの記録映像をモンタージュしたオープニングのBGMはBEATLES「I Want To Hold Your Hand(抱きしめたい)」それもドイツ語版! 観終わった今になってその皮肉が伝わってくる。

舞台はWWII終盤のドイツの田舎町。イマジナリーフレンドにしてヒーロー・ヒトラーの指導の元、一人前のユーゲントになることを夢見る10才の少年ジョジョの成長とボーイミーツガールの物語だ。
子供の目から観た戦争の現実を描いていることもあり、そのメッセージはピュアでストレート。コメディの衣をまとっているし、直接戦闘の描写は少ないだけに上辺の印象は軽やかだが底流は苦く重い。人間の悪意が凝縮した時空が戯画化され、ここ数年の諸々のナチス系映画をフラッシュバックさせる空気感が漂う。

そんな中でジョジョは隠し部屋に潜むユダヤ人の少女エルサに出会う。母ロージーが匿っていることを知り、対応に悩む。父不在の家でジョジョを守る優しく男前な母の描写は実に繊細だ。それだけにロージーのあの描写はショッキングだった。
そして覚醒するジョジョ。ドラマは緊迫し、激しい戦闘を経て開放の日がやってくる。ラストシーンの晴れやかな笑顔には、自分が保護者としてそこに立ち会っているような、子の成長を目の当たりにした喜びがあった。

当初は会話が英語であることに違和感があったが、アメリカ映画としてはこれでいいのだろう。タイカ・ワイティティがアメリカの子どもたちに向けて語った寓話でもあるのだろうから。実際、ワグナー、シュトラウスに交えてTom WaitsやRoy Orbison、そして最後に流れるDavidBowie「HEROES」ドイツ語版まで、全編に西側POPSが印象的に配置される。
そして靴の効果的な描写、雪の残る屋根の窓、開放の5月の空、各所にワイティティ監督の映像センスが溢れる。

初映画というジョジョ=ローマン・グリフィン・デイヴィス君の初々しさが素晴らしい。そしてさりげなくサポートするサム・ロックウェルのキャプテンKと副官コンビ、監督自ら演じるヒトラー、スカヨハの母ロージーも、エルサもヨーキーもミス・ラームも、出演者全てが印象深い。あの極端に背の高いゲシュタポ大尉さえも。ヨーキーが生き延びてくれてよかったよ。

アカデミーでは脚色賞受賞というちょっと微妙な結果だったのは残念。
み

みの感想・評価

4.4
前情報なしで衝動的に観ました。
戦争映画を子どもの視点から描いている秀逸な作品でした。
戦争を始めるのは欲望にまみれた大人の意思だけど、その犠牲になるのは子どもたち。
ヨーキーとジョジョの熱い絆に胸を打たれました。あの年齢の男の子同士で会った瞬間ハグするのなかなかすごい。
ori

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4.3
戦争映画をコミカルに描きつつも、素直な子供心をピュアに描いていて今までの戦争映画とは違うハートフルで笑いもある素敵な作品だった。
特にサムロックウェルのコミカルさ、スカーレットヨハンソンの母親像、女性像の素晴らしさに感動した。
なにより衣装や装飾がほんとにおしゃれで、映画の色に+αを加えていたのが印象的だった。
期待してたよりも重くて深い内容だったけどめっちゃ良かった😭子役の子アクティングうますぎ。ヨーギーおもろすぎな。とってもよかった〜〜
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