ジョジョ・ラビットの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

上映館(143館)

「ジョジョ・ラビット」に投稿された感想・評価

せなか

せなかの感想・評価

4.0
踊りが魂の解放だっていうセリフが、戦争の時代偏ったイデオロギーを抜け出そうとする作品全体を象徴していて良かった。当時のユダヤ人に対する閉塞した偏見が随所に見られリアリティを感じたしマインドコントロールの怖さを知る。スカーレットヨハンソンが墨を口の周りに塗ってお父さんを演じてジョジョと一緒に踊るところ、外出する前のお決まりの合図などなど本当に素晴らしいシーンだったし特に印象に残った。それと、サムロックウェルが演じるキャプテンがかっこよくて涙腺刺激されました。

もちろん全て分かった上での演出だろうけど、前半あまりにもナチス礼賛が続くので大丈夫かこれ?とヒヤヒヤしたし最後までその違和感が消えなかった。アイロニカルに描き全体的にコメディらしくまとめるのもいいけど、そういう過去と向き合いながらじゃあこれからわたしたちはどうやって生きていくか?という姿勢や答えがほとんど描かれてない気がした。強いて言うなら愛なんだろうけど「愛は最強」といってもその具体性がどこにも提示されてないように思えた。
あさみ

あさみの感想・評価

3.6
良い意味で、フランクに観れるナチスドイツとユダヤ人の映画。
確かにシリアスな場面は避けれないけど、コミカルなヒトラーは見てて楽しい。煽り上手も健在。
ドイツ人をアメリカ人が演じるという大胆さと皮肉も面白い。
TAKUMARO

TAKUMAROの感想・評価

4.2
映像のギャップとセンス、ストーリーテリング、際立っているキャラクター、美味しいところを攫う監督。
タイカ・ワイティティ監督の才能を堪能出来る噂通りの傑作。
サム・ロックウェルのクレンツェンドルフ大尉は、極めつけな格好良さ。ヨーキーの存在もほっこり。ジョジョとエルサの関係にもドキドキ。

このレビューはネタバレを含みます

こういう映画って面白いって言い方不謹慎ぽくて困る。表現難民。インタレスティング。

似てると言われるライフ・イズ・ビューティフルと違う感じなのは、
あっちは紛うことなき家族愛、
こちらは周辺の人※から学ぶ少年1人の成長話。
※尚、家族も含む
※監督も


もし、少女がいなくて、
母親が何も話さないまま、
ああいうことになったら
少年はどう感じたんだろ?

10歳のジョジョから見える世界。
それは目まぐるし変わる喜怒哀楽の世界。
それは愛国心で溢れた世界。
母や友達が居る楽しくて明るい世界。
ミサイルが一番かっこいい世界。
人が即ぐ死ぬ世界。

描かれる憎悪も残酷も、描かれる愛も、全部本物。
全てが恐ろしく本物である時代に、何を尊み、何を以って愛とするか。
これは、それを諭す大人と受け取る子供の、愛の物語だった。

周囲の影響で何色にも変わる子供の純粋な目が、何を映すのか。そこに何が映っていて欲しいか。
大人として観る義務があると言ってもいい。
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こう在りたい、こう生きたい、経験し、知り、学び、伝え、諭す。
この映画こそが平和へのプロパガンダであって欲しいと思う。そんな映画。
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ネタバレ。

母の死はもう放心状態だった。
だが母の想いは全てジョジョへと伝わっていたんだね。
あのシーン以降のジョジョの行いは全て母の愛故。
ジョジョを変えたのも、彼女を救えたのも、彼女に恋したのも、母の愛のおかげ。めちゃくちゃ感動した。

母はジョジョの目を死体から逸らさせなかった。
「全てを経験せよ、
美も恐怖も。
生き続けよ、
絶望が最後ではない。」R・M・リルケの詩の通り。
愛も憎悪も全て知ったジョジョは強い。2人には明るく生きて欲しいな。母の様に。
はるか

はるかの感想・評価

4.8
✌️
FOXのドラムロールからそのままジョジョのテーマに来てもうそこから最高
ライフイズビューティフルのパパもステキだけど、ジョジョラビットのママもステキすぎた
ああいうママになりたい
あとキャプテンもイケメン
ヒトラーの言葉遣いをドイツ語っぽく寄せてるのは好き嫌い分かれるだろうけど、私は英語ポンコツ人間だから全然むしろよかった

愛は最強。
Kenzo

Kenzoの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

製作.脚本.監督、そして主人公ジョジョの空想上の友人アドルフ・ヒットラーまで演じてしまう、タイカ・ワイティティ。本作でオスカー助演賞ノミネートのスカヨハ、もはや名優と言って過言ではないS.ロックウェル。こんな強者に囲まれながら堂々と主人公を演じたローマン君は、末恐ろしい。
多感な少年の目を通して描かれる、ナチス・ドイツと戦争、そしてユダヤ人の事。
ユーモラスと暖かさ、時には残酷でリアル。色々な顔を持つ作品。

戦争が、終わってユダヤ人の少女エルサとダンスを踊るジョジョの幸せそうな顔。一瞬、母親役であるスカヨハそっくりって思ったのは気のせいだったかな?

スカヨハの演技は、涙ものだし、ゲイで有ることを隠している将校を演じたロックウェルも最高でした。
もちろん、チョビヒゲのワイティティも(笑)
みゆ

みゆの感想・評価

4.4
2020.01.17(8)
劇場・字幕


子どもは色々なことを体験して成長する。ナチスを題材に、キュートでかつ残酷な世界が軽妙にコミカルに描かれ、ラストでは涙が出そうになった。

「全てを経験せよ
美も恐怖も
生き続けよ
絶望が最後ではない」
というリルケの詩がしみる

あと、母の愛。
marie

marieの感想・評価

5.0
ロイヤルテネンバウムズを初めて見た時のようなワクワク感。どこか北欧系にも繋がるようなテンポ。こんな作品なかなかない。
タイカワイティティ万歳
え

えの感想・評価

4.2
押し付けないで 泳がせてくれるの、愛だった
テンションがすごくよくて観やすかった

キャラの喋り方と表情と動きがとてもチャーミングだった
秘密警察は不気味すぎて目の劇薬だった夢に出るやつだ、すごい

音楽性が違う人と愛着を持って生きるには時間必要っぽくてめちゃめちゃit it the time you have wasted on your rose that makes your rose so importantということを思い出した

ラストの締め方、なくても伝わるけどダメ押ししにくるこれだけ伝わってくれればいいからという気概エモくてよかった