ボロロボ

クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅のボロロボのレビュー・感想・評価

3.7
現代寓話 with ちょっぴりラブストーリー。
フランス映画とインド映画の素敵なブレンド。香りよく、苦み少なめのライトなコーヒーみたいで好み。楽しかった&ほっこり。

運はカードみたいなもの。
カルマはためられるけど、運には影響せず、良き人間関係に換わっていく。そのために必要なのは、己の強い気持ち、情熱、優しさ、誠実さ。

主人公のカードの引きはかなり強いw
ツッコミどころは色々あるけれど、まあ、映画ですから、寓話ですからww

インド映画に不可欠なダンスシーンとネット拡散が連動する展開は面白かった。
ネリー役、どこかで観たなあと思っていたら「アーティスト」のあの御方でした! ステキなダンスシーンでした!

主人公がちょっぴり浮き上がるシーンは、個人的には些か説教くさくてやり過ぎなかなあと。
一方で説教くさくなく難民問題を織り混ぜていて、ちょっと考えさせられる・・・イギリスとスペインのあのやり取りは・・・実際ああなのだろうか。

お母さんの想い。お母さんの教え。
お父さんの手紙。
ラスト、ホントによかった!
ボロロボ

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