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名探偵コナン 紺青の拳のizumoのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)
3.7
劇場でのコナン観賞は「14番目のターゲット」以来。
…何年振りだ?

しばらく見ない間に、知らないキャラは増えているし、関係も変わっているしで、すっかり浦島太郎である。

さて、この作品は言ってしまえば「シンガポールのダイマ」と
「キャラのイチャイチャを観る」作品である。
殺人事件だのなんだのは、二の次三の次。
京極君と園子のやり取りにニヤニヤし、灰原女史のオカンっぷりに
ほっこりする、そんなアニメである。
推理ものとして見た場合、フーダニット、ホワイダニットは途中であっさりわかるので、手口くらいしか考える要素がない。
まぁ、要するに、それ以外を楽しむものなのだろう。

メインキャラの身体能力が超人じみているので、
後半の戦闘シーンがギャグに見えてしょうがない。
襲撃があろうと全く心配いらない。
むしろ京極君だけで片付きそうだ。
「名探偵コナン無双」が出来てもおかしくないんじゃないだろうか。

面白かったのは英語での会話が多かったところ。
海外進出を狙っているのだろうか。
現地での会話は英語がデフォルトだっただけに
ところどころ挟まる「日本語で話そう」というセリフと展開に
ちょっと違和感を感じた。
いや、英語でええやん。

林修先生は、なぜ出たのだろう…。
ある意味それが一番の謎かもしれない。
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