くらら

新聞記者のくららのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.9
フィクションと思ってても、現実と色々重なる部分があって苦しくなった。
1人が一歩踏み出さないと何も変わらないのは分かってるけど、政権やマスコミという巨大な組織に今までどれくらいの人が飲み込まれてきたんだろう。
国を良くするためにあるはずの政権なのに、都合の悪いことを揉み消す仕事があること、今の国会を見てるとスキャンダルを追求することに時間が使われていること、国民はなぜ働いて納税してるんだろうと考えてしまった。

ラストの今にも死んでしまいそうな松坂桃李の表情が目に焼き付いて離れない。
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