Rosso

新聞記者のRossoのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.6
人生で初めて舞台挨拶というものに参加しましてね、本物の松坂桃李とシム・ウンギョンをこの目で観てきました〜
(なお劇場内、95%が女性)

キャスティングで随分前から観る確定だったわけですが、小難しくし過ぎなかったことが良い方にも悪い方にも振れ幅あったかな〜
まあ予告から想像する期待値を下回ることはなかったですね、
終始緊張感を持ちながら、一切の気の緩みも許さない没入感は素晴らしかった。
(松坂桃李さんも今作の撮影で楽しかったことは 皆無です と仰ってましたね)

内閣の闇やら忖度やらね、
フィクションと完全に謳ってるからどう描いてもOKなんやろがそれでも一線は超えられない、所謂映画で描ける限界は感じたかな。
何たって大なり小なりどこだって組織の本質がこの映画の構図だからね、フィクションだがフィクションと割り切れないような。

そんな中個人的なこの映画の見所は“家族を持つこと”を足枷と捉えるか否か だと思うんすよね。
ここをものすごく自分に置き換えてしまったよ...
守るものがある って自身の状況が身の振り構わず正義を選択できるかどうかに大きくウエイト占めるなと改めて感じました。
特に今作の本田翼は超ぐう聖だからね、いいな〜ああいう妻なら僕もお嫁さんにしたいよね...
(無い物ねだり)

シム・ウンギョンは劇中でも舞台挨拶でも日本語ほぼペラペラなのな、英語も流暢だしスペック高いわ。
怪しい彼女やサニーで魅せた顔芸に頼らなくとも女優として需要がありそうです。
Rosso

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