Netflixに追加されたので再度視聴
これにて2度目
(これはあくまで政治に詳しくない、映画は政治的思想抜きでただ単にエンタメとして楽しみたいと思っている中学生の意見です。聞き流してね♡)
うーんやっぱり面白くない…
政治的な思想は抜きにして、エンタメとして見ると全く面白くない
盛り上がりには欠けるし、話の内容は薄いし、薄い話を無理やり延ばしているせいでなんだかダレるし、起承転結で言う『転』の部分があまりにも無理やりすぎる
良いところと言えば、登場人物の演技ぐらいですかね
やっばり松坂桃李さんは凄い！あと、女優の方も日本人ではないにしてはなかなか上手かった
でもまあ…それ以外はね…うん…
よくネタにされているけど、国がネットカフェ難民を雇ってTwitterで一斉ネトウヨ突撃させているってことだけでもう面白い
あんな楽な仕事があるなら僕も雇ってほしい
そして、終盤で明かされる重大な真実！？
見た時本当に「なんだそれは」って半笑いでしたよ
1度見ればわかると思いますが、正直なんでこんなプロットで大絶賛されているのかがよくわからない
「真実を映している〜」って言われているけど、これのどこが真実なのだろうか
○○○○を作る大学を国が作っているとか、反政府勢力をマークしとくとか
今の香港の状況を見ていたら「まだまだ甘いですね」としか言いようがない
振り切って『国会前デモに参加しているやつらは容赦なく捕らえろ。抵抗したら撃て』と言ってほしかった
そして、僕がこの映画の中で1番嫌いなのは宣伝
『この映画は実在の名前は出していませんからフィクションです』って逃げようとしているのが見ていて不愉快
どうせなら「バイス」のように存命中の実在の人物に許可を取らずに作ってほしかった
これでこそ「危険で、国の圧力に負けなかった映画」だと思うんですけど
また、『国からの圧力でCMや番宣ができなかった！』と言われていますが…馬鹿ですか？
スマホを使っている人ならまだしも、こういう映画のメインターゲットはスマホ所有率が少ない老人
テレビCMで「○月○日、全国順次公開」って言われても「ああ、○月○日に近くで公開するんだな」って老人なら思いますよ
全国順次公開映画は全部国からの圧力を受けているの？
「アナと世界の終わり」は国からの圧力を受けた危険な映画なのかな？
そして『国からの圧力でテレビで放送できなかった！』って言われてますけど、アカデミー賞受賞した後は思い切りニュース番組で放送されていたじゃないですか
っていうか、まずこれがアカデミー賞を取るってことがおかしい
たしかにこの映画を作ろうとしたことは凄いけど、すっごく質が悪い
そんな質が悪くてエンタメとして楽しめない映画をアカデミー賞受賞させるなんて、忖度以外の何者でもないと思うんですが
『国からの忖度に負けなかった！日本映画は死んでいない！』って喜んでいる人多かったですけど、思い切りアカデミー賞側が忖度していますしいちいち主語が大きすぎるし
『日本映画』で一括りにするのいい加減やめてほしい
とまあいろいろと言ってきたんですが
『宮本から君へ』はベストムービーに入るぐらいに大好きな映画です
おしまい
