うみんちゅ

新聞記者のうみんちゅのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
4.0
日本アカデミー賞最優秀作品賞、主演男優賞、主演女優賞を取ってるから、さすがに観ないとあかんと思って観た。菅田将暉のANNによって遊戯王大好きっていうイメージついてもーてる松坂桃李が、真逆の役やから楽しみ。
開始からむずいな。映画館で観てたら理解追いつかんかったやろな。The NY Timesに東京支局なんてあるんや。ほんまの内角情報調査室はこの本に対してどういう対応したんやろ。望月さんが書いたこの本はノンフィクションなんやな。んで脚色して映画なってると。どこまで脚色してるのか、やけど。吉岡は正義でしかない記者なんやな。日本の上ってこわいな。揉み消すっていうのはどこまでほんまに行われてるんやろか。でもこの映画が日本アカデミー賞取ったっていう事実だけは、結構白く見られるやろうけど。ダグウェイ羊事件なんて知らんかった。リアルやな。日本はたぶんそーゆーやり方をしそうやし、してきたんやろうし。最後の松坂桃李の演技は、絶望を表現しすぎてて、怖かった。んで無音のエンドロール始まりは、ものすごい、圧。
スポットライトとかペンタゴンペーパーズとか、アメリカは実話を結構ぶつけてくるけど、これを皮切りに日本でもそーゆーのが多くなっていくんかな。記者達の勇気と奮闘ってのは取り上げられるべき。

「政府は時に虚偽を。報道は常に真実を。」
次の作品レビューでも、何卒。
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