まこと大殺界

新聞記者のまこと大殺界のネタバレレビュー・内容・結末

新聞記者(2019年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

歴史は繰り返す、
そう思わずにはいられないラストだった。
完全に振り出しに戻った。

神崎さんと吉岡父を延々と生み出し続ける世の中。

このコロナ乱世の日本とリンクしすぎててすごいね。情報操作とか金の動きとか。

私は社会科の知識があまりに乏しいから残念だなと思った。
多分、触れちゃいけない部分をボカしてるから、私のような無知には分からないことが多かったように思う。
これはもっと世の中の流れとか政治とか色々知ってる人がみたらきっと数倍面白いんだろうな。
今は生物兵器とか研究所とかに関心が強い時期で、親近感があったりもするけど、
生物兵器や化学兵器の実感がなければ、この医療学校の重さがいまいちわからんかもしれん。
最初に取り上げた性犯罪もみ消しの件と、主人公が韓国の女性だって繋がりは汲みとれたように思う。

でも、ネットや週刊誌は情報操作に使われます、新聞は信用できますって雰囲気はちょっと飲み込めなかった。今のご時世、新聞だって信用できないでしょって思ってる。
まこと大殺界

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