クーベルタンはな

新聞記者のクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.5
東都新聞の記者、吉岡(シム・ウンギョン)のもとへ医療系大学新設計画に関する極秘情報がFaxで送られてきた。日本人の父と韓国人の母、アメリカで教育を受けた吉岡は真相を突き止めるべく調査を始める。
内閣情報調査室の官僚、杉原(松坂桃李)は、現政権に不都合なニュースのコントロール。久しぶりに尊敬する昔の上司、神崎に再会するのだが、その数日後、神崎はビルの屋上から身を投げてしまう。
吉岡が追いかける事件と杉原の周りでのことが交差する。
調査室の上司である田中哲司さんが杉原に出産祝いって言っているシーンあったけど、おめでとう。子供産まれたのに仕事なくなったら困るでしょ!と恫喝しているようだった。

話が重たい。実際にありそうな話だった。閉鎖的な日本の情勢を描き出していた。日本は本当に自由なのか?と考えさせられます。

最後に視聴者に投げ掛けられましたね。

こういう骨太の映画に日本の俳優さんが出れないしがらみみたいなのは嫌ですね。