新聞記者の作品情報・感想・評価・動画配信

新聞記者2019年製作の映画)

上映日:2019年06月28日

製作国:

上映時間:113分

3.8

あらすじ

「新聞記者」に投稿された感想・評価

ハチ

ハチの感想・評価

4.5
フィクションが現実になろうとしている。怖い。
何が真実で、何が嘘なのか。事実も価値観も歪曲される世の中。常に何かを疑う必要があるのかもしれない。

近年の松坂桃李の役者としての振り幅には毎回感服。良い役者になった!
そして女主人公。申し訳ないが、主役張るならもっと日本語磨いて😅 芝居は凄くよかったのに… 勿体ない。あと終始、猪木にしか見えん(伝われ)
2020

2020の感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

現実のあれだとわかるようなニュースを盛り込んでリアルにフィクションを描いてるけど、どこまでフィクションかわからない、映画なのかドキュメンタリーなのか境界線をあいまいに感じる凄い作品。

とは言え、演出がちょいちょいエンタメしてくるその加減が絶妙。
例えば立場によっては悪にも正義にもなる内閣情報調査室を描くライティングとか、現実ではありえない舞台のように演出された光の使い方をするシーンがあったり、映像演出の遊びの部分は印象的。
他にも自殺した現場に後から訪ねて行く時の撮り方の構図が独特だったり、ストーリーはめちゃくちゃ骨太だけど、映像的にはフックになるような=エンタメになるようなシーンを随所に取り入れる工夫もしていて、結果、やっぱり映画なんだ、エンタメなんだなと引き戻してくれるところも上手い、というか僕にはフィットした。
音も含めてあまりドラマティックにしすぎないさじ加減も絶妙だったなぁ。
勝手に機密ファイルをみるシーンと、上司とすれ違う時の雰囲気、張り込み中の車窓から主人公たちを盗撮する様な撮り方で追いかける映像など、もちろんスリリングにしようともいう演出意図が丸見えのシーンもあるけど、絶妙の味付けだったなという印象。


あとは赤ちゃんを授かるとか、今後のキャリアの事とか、人間の強くも弱くもなってしまう部分を絶妙にストーリーにからめ、心理状態に揺らぎが生まれざるをえない主人公の内面の戦いの描き方もうまい。
彼をとりまく環境と人間関係との渦巻きの作り方が綺麗というか。
見終わっても本当に考えさせられる映画だった。

それにしても、前半しばらくなんでカタコトの役者をキャスティングしたのかなーと思うくらい話し方が気になって凄い違和感あったけど、だんだんとああいう日本人には無い、忖度をしない働き方をする記者を描くにはむしろ外国人のエッセンスを持つ人の方が日本人にやらせるよりさりげなくリアルになるなと思う部分もあってキャスティングで語る演出としてもの凄くなるほどなーと思った。勉強になりました。


後で書く。
主人公の話し方が、ちょっといまいちすぎて‥
悪い意味でめだっちゃてた。

このレビューはネタバレを含みます

新聞記者と官僚が「医療系大学の新設」を巡り、それぞれの目的は違うがタッグを組み、真実を伝えようとします。
杉原は、内調の仕事に不満があり、周りを見渡してもロボットのようにパソコンに向かっている同僚しかいません。
唯一、外務省時代の上司である神崎が心の支えだったのだろうと思います。
そして、いつかは神崎の元で再び外務省に戻って働きたいと。
しかし、神崎は自殺をします。「俺のようになるなよ」と最後の言葉を残して。
神崎のため、本当の意味で国民のために杉原が決心する瞬間がトリハダものです。
病院で産まれたばかりの子供と奥さんの前で泣きながら「ごめん」と言うシーンも、揺るぎない決心が読み取れます。
そしてラストの口パクのシーンが、一番印象的ですが、ここでも「ごめん」と言っています。
表情が虚で、道路を挟んで吉岡に言っている訳ですが、この後どうしたか?
私は、車が行き交う道路に身を投げて自殺したと思います。
全言撤回するならば、電話や直接話して自分の名前は出すなと言うのではないかと。
そして、吉岡が追う気配がない、目線もそのままなところが目の前で自殺するのだと思いました。
新聞にも政治にも興味がなくても、人として惹き込まれる映画です。
JJ

JJの感想・評価

4.5
普通に面白かった。隠れた名作!
最初ついてくのに大変だけど中盤から怒涛の展開で手に汗握る。半沢直樹みたいな感じが面白かった。
映像の見せ方としても素晴らしくて、杉浦の心情の表現がすごく上手だった。記者と杉浦の対比が良くて、家族を持つもの、持たないものの気持ちは、どちらにも感情移入できそう。心の揺れる杉浦が妻の前で泣くシーンはグッときました。
あと風の使い方が印象的だなぁと思った。
役者さんたちも、疲れてる時の歩き方や決意を持った時の歩き方など、全身で表現がされていて、台詞が多くないからこそ余計に魅せる演技で、どんどん没入できました。
社会風刺の映画で個人的に好きな分野。重厚感のある演出がかなり好み。ストーリーはシンプルに、登場人物は少なめにしてあり、主演二人の存在感が際立っていた。松坂桃李は前から好きだけど、シムウンギョンがとても良かった。真に迫る感じがよく伝わってきた。生物兵器はフィクション感強すぎるが、まあそれも日本軍の風刺ってことで。
Mizuho

Mizuhoの感想・評価

4.4
日本の政治へのリアリティさに驚き。こんな映画なかなかない。終わった後もしばらく話せるような映画。
kuni

kuniの感想・評価

4.0
知っている限りでは日本映画に珍しい社会派でおもしろかった。
風刺的な作品だけど、映画としてもおもしろいし、演技もとてもうまい。
この映画の他の方のレビューを通じて、色々な捉え方があることもわかった。
>|