新聞記者の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「新聞記者」に投稿された感想・評価

Satoru1968

Satoru1968の感想・評価

4.0
映画でしか描けない現実。記者を演じる韓国女優も最初は違和感アリだったが、ハーフという設定で納得。
欠点を挙げればきりがない。例によってクライマックスのクソダサスローモーション演出、ダークな雰囲気を演出したいのか何なのか不自然に暗い室内空間、総じて存在感が希薄で魅力に乏しい登場人物、説明的な台詞の数々。また後半の飛躍した展開も含めて、この種の作品にいちばん大切なリアリティ――つまり、ここに映っているのは紛れもなく「我々のこと」なのだと思わせる説得力――が大幅に減じられているのがつらい。だが、神崎なる官僚の家を訪れてから、最後の会話を終えるまでの一連の場面などは然るべき緊迫感をもって撮られており、全体に大きな破綻はなくまとまっていて、想定していたほどには悪くはなかった。
鳥肌…

この監督の撮る映画は"何かありそう"な雰囲気で満ちている。だからどんな内容でも飽きずに観られる。映画で一番大事なのは雰囲気だと思う。

閉塞的な空気の中、ひたすら夜明けを目指しそれこそジャーナリストとして一人の国民として命掛けで信念を貫き通すことがどれほど難しいことか。諦めたほうがよっぽど楽なのに、それでも抗い続ける姿はただのフィクション映画では片付けられない熱いものがあった。そして、ホラー映画を観ているような恐ろしい現実。一体何が正しいのかわからない。テレビで報道されるニュースの裏側には決して知られてはいけない不都合な真実が隠されているはずだから。

「この国の民主主義は形だけでいい」

信念は人を殺す。
医者とジャーナリストと学校の先生にだけはなりたくないと思った。

夜中に刷られた新聞が明け方に配達されるまでの流れ、始まり方と終わり方。カメラワークがとにかく素晴らしい。お見事です。
前半はなんか設定は面白いけど、なんか盛り上がりに掛けるしテンポも悪く感じて退屈な作品かな、と思ったが、
知らないうちに引き込まれてしまった。

政治や報道、あるいはいろんな世界に裏と表、光と影があって成り立っているんですね。
真実を追求して正義を貫いてもやはり犠牲は付き物でみんなが幸せにはならない、単純ではない。

ラストシーンは賛否両論ありそうだが、私は好きです。
ああゆう終わりかただと、「さあ終わった。」と言う気持ちの切り替えがすぐできないので、しばらく動けず座っています。
ふたりの表情いいですね。
心に残ります。
サスペンスとしてとても面白い話
フィクションと認識していながらも実際の事件を想起させる
大きな国家と小さな家族どっち守る?って究極の選択
愛子

愛子の感想・評価

3.0

これが日本で起きているかと思うと怖い。
政府のスキャンダルを別のニュースで隠す。
tomoyo

tomoyoの感想・評価

3.8
面白かった。
邦画で政治とマスコミの話ってあまりないからそれだけで評価。
フィクションだけどノンフィクションと地続きのような。
Mikitty

Mikittyの感想・評価

4.0
国民の安全という大義名分の元、国家が情報操作を行っているという問題提起作品。他の方のコメントにもありましたが、日本では政治系の問題提起の作品は少ないので見応えがありました。明らかに加計学園の獣医学部設立が元ネタであり、昨今の不倫問題がやたら多い報道なんかを見ると情報操作はある程度現実の話なんだろうなと思わされる。
内閣府情報調査室はいわゆる日本版CISで、知らなかったので思わずどんな組織かググりまくりました。自国の組織知るべきですね。
ペジオ

ペジオの感想・評価

4.0
核心部分が結構ぶっ飛んでた気がする
でも、あくまで「フィクション」であるという観客の前提部分が揺るがない為にもこれくらいで良い気もする
まあエンタメとしてはわかりやすく「政府=悪」の構図が出来たというのもあるが
(告発映画としてよりは、「女神の見えざる手」とか「スーパーチューズデー」みたいな政治エンタメとして観た。とすれば海外産の同系統の作品に対抗できるこの映画の個性とは、忖度や政治的無関心に代表される様な日本人らしいメンタリティの危険性の部分だろうか。それらは登場人物に良く反映されていたと思う。…まあ、現実との類似が映画への興味を持続させていたのも事実だ。よその国のよく知らねえ政治事情が題材であれば最後まで楽しめなかったかもしれない。この辺は国産映画である強みではある。)
これが現実であると捉えられては作り手の本意からも逸れるだろうし、何より危険だ(とは言え、この核心部分があり得ないかどうか本当のところは分からないが…。)

「新聞」が各所に届けられるシーンが何故だか印象に残っている
何気ない紙面にも紆余曲折あるんだろうね…と信じたいね

この映画が「過去を描いた映画」と扱われる10年後ぐらいにまた観てみたい
トーイ

トーイの感想・評価

4.2
女性記者 vs 内閣官房のサスペンスドラマ。

現実にありそうだと思ってしまうストーリーに引き込まれてしまった。
久しぶりに邦画で面白い!と思う作品。
ただ、誰でもが面白いと思う作品ではない。
楽しい場面もないので、興味のない人には、退屈だと思う。

ラストの杉原(松坂桃李)には、『えっ・・・』となってしまったが、あの終わりかたも良かったのではないかと思う。