ねぎおSTOPWAR

轢き逃げ -最高の最悪な日-のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

3.4
日本で2館目のDolby cinemaをさいたま新都心で初めて体験してきました。
いったいどんなものなのか!?乱視メガネを拭き拭き。

日本映画としてこの「轢き逃げ」が初のdolby映画だそうで、楽しみにしておりましたが・・。

《映画館としてのdolby cinema》
つい「おぉー!」と声をあげてしまいますよ、これは!
シートも上質で非常口や階段の足元明かりも見えないようにコントロールされていて、冒頭の暗転が本当の真っ黒なのにびっくり!その「黒」の表現としては要はHDRなので4kなどの解像度とは別の輝度のアプローチ。明るさと暗さのコントラストが見どころ。まあ映画作りから変えないと意味ないですが。
音はdolby atomos。これは既に結構ありますよね。相性としては物体やらが前後左右動き回るものがいいですね。「グレイテストショーマン」や「ボヘミアン・・」は基本ステージがあるのでね。昨日までは同じスクリーンで「エンドゲーム」やってたようなので、これ観たかったなあ。

《作品》
正直これをdolbyで製作する意味はあったのか??「初」っていうことかなあ。
手島葵さんの歌はとても良かったです。

あと特筆すべきはドローンのファーストショット。たぶんDJIのinspire2を使っています。「出川哲郎の充電させてください」でもドローンの画が多く出て来る(これは相当うまいと思っています)んですが、あれと同じで水の上飛ばしています。許可おりやすいんですよね。
それにしても電線が映りこむんですが、距離近い!これあとでCGかしら?いやいやあえて入れる意味はない。すごい距離で電線を回避したことに衝撃を受けました!

ラストカフェのところはクレーンかなあ、ドローンかなあ、いやクレーンだと思います。きれいな画です。