やすやす

轢き逃げ -最高の最悪な日-のやすやすのレビュー・感想・評価

3.0
5月に劇場で鑑賞。
途中から作品の軸がブレブレで何を表現したかったのか
分からなくなった。
前半は轢き逃げした加害者の後悔と苦悩、被害者の両親の
悲しみと怒りが丹念に描写されとても引き込まれた。
名作の薫りが漂うヒューマンドラマだった。
ところが後半になると一変、サスペンス色に染まって
くる。そして轢き逃げの意外な真相が明らかになる。

作り手にしてみれば「どうだ意外な展開で凄いだろ」
って自慢したいのだろう。
でも観てる方としてはストーリーの転換にとても
付いて行けなくて白けた気分になった。

ただ、意外性があって楽しめる人もいると思う。
やはり好みの問題でしょうか…
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