発想は面白いと思う。それを脚本にする段階で、いろんなことを盛り込み過ぎてまとまりがなくなってしまった感じ。
演出的にも、ボコボコ穴がある。その穴がラストまで溜まり、観終わったときには大きな穴と残って…
レビュー厳しいなぁ。
私は顔がわからない役者が演じるからこそ、物語の内容がよく見えたんだけどなぁ。
しかし岸部一徳さんと檀ふみさんは圧巻でした。ベテランの存在感で済ませてはいけない凄みと物語に寄り添…
このレビューはネタバレを含みます
溢れ出る水谷豊の作家性
水谷豊本人は後半からしか出てこないのに映画が始まって役者が台詞を話し始めると原稿用紙と万年筆で脚本を執筆中の水谷豊の姿が思い浮かぶほど水谷豊な映画。
撮影と役者は結構素晴…
なんだかんだで豊作品ウォッチャーなので鑑賞。
見所は豊が娘の勤め先の美術館や通ってたダンス教室に行くときのチャリシーン。現場の道路をペタペタするとこも見逃せない。
怒濤の展開風の終盤の展開はまぁ、…
従来のこの手の事件映画とは全く展開が違います。なんせ映画の約半分が過ぎるまで加害者の迷いや苦悩だけが描かれ、被害者やその家族が全く登場せず、捜査状況も全く描かれないのだから。本当の謎解きは最後の15…
>>続きを読む感性はやはり水谷さん鋭いなと思いますね。音響、映像、アングル。
ただ脚本の部分が散らばっちゃった感じはしますね。狙いがボヤけるというか。
マイナスの意味でスッキリしない原因なのかな。
あと若手俳…
交通事故のニュースが連日あとを絶たない昨今
車を乗ること自体に抵抗すら生じ始めてる昨今
もっと車離れしてしまいそうになるようないわゆる「明日は我が身」的な作品
教訓にもなるし反面教師にも十分…
水谷豊監督2作目。
内容は良かった。でも、これの必要…というものがちらほらありそこの引っ掛かり度合いで分かれるかも。で、その点は多め。
単純な命を奪ってしまった人、残された人の物語ではなく、その先…