轢き逃げ -最高の最悪な日-の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「轢き逃げ -最高の最悪な日-」に投稿された感想・評価

nonchan

nonchanの感想・評価

3.0
映画のロケ地が地元神戸で気になっていたので観た。
水谷豊監督2作目で初脚本だそうだが。😓
「轢き逃げ」によって、ある日突然愛する娘を失った父親の苦悩は痛々しく、加害者の身勝手な行動には腹立たしかったけど。😡
細かい設定に何故か疑問を持ってしまい、首謀者の短絡的な犯行動機は…😩
海の子

海の子の感想・評価

4.5
俳優・水谷豊による長編映画監督第2作目
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ある地方都市で轢き逃げ事件が起こる。車に乗っていた宗方宗一(中山麻聖)と森田輝(石田法嗣)は、宗一の結婚式の打ち合わせに急いでいた。見通しが悪く、人通りの無い道路で事故を起こしてしまった二人が選択したのは逃げることだった。被害者の両親である時山光央を水谷豊、千鶴子を檀れいが演じる。
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打ち合わせに急ぐことに夢中になり女性を轢いてしまった二人の焦り具合はリアルで正直胸糞悪い(良い意味で)。事故を起こし後の様々なアクションはいつ捕まるのか、嘘を突き通せるのか想像も出来ないストレスと不安に悩まされる演技は素晴らしい。二人が女性を轢くことは承知の上で始まるので、いつどこでその場面が訪れるのか、観ている側としても緊張感があった。
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案外序盤で捕まってしまうので、あら?っと思ったけど、そこからがこの映画の本番。捕まるまではプロローグ。
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水谷豊は事故後になっても、何故娘はこの世を去らなくてはならなかったのかを探り始める。刑事役の多い水谷豊は、やはりこういうのが好きなのかな。
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加害者家族と被害者家族が対面するシーンが何度かあるけど、被害者側としても家族を責めることが出来ない辛さと、加害者側のどうすれば良いのか分からない状況と責められる恐怖心は物凄く重い。久々に重い作品を見たけど、後味の悪さは無く、締まりよく終えたので良かった(笑)
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この作品を見たら、どんなに仲の良い人間でも何か一つを崩せばジェンガの様にバラバラ崩れていくのかと怖くなる。そんな映画
冒頭からしばらく主演である水谷豊が出てこないのがリアリティがあって引き込まれました。

終始物語の中心は轢き逃げをしてしまった2人。

その2人のまさかの関係性や事件の真相がクライマックスに明かされる展開。胸糞が悪い展開は正直に賛否の否の側の人間ですが、2人の関係性が招いたことっているのは現実味があって良い意味で気味が悪かったです。

ところどころに粗はありましたが、今この瞬間の社会、最近のニュースにピッタリ当てはまってしまっていて、このタイミングでの上映に恐ろしさを感じました。
でも、敢えて観に行くことをお勧めします。
何か1つでも届くものがあれば良いと思わせる作品でした。
mittsko

mittskoの感想・評価

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【書きかけ】面白かったですよ…(*´ω`*) 演出で好みは分かれそうだけど、ちゃんと作られた良作でした! 演者の皆さん、とても熱のこもった芝居をしてらっしゃいましたが、水谷豊さんの達者さ、味わいが一番心に残りました
結構いい線行っていると思いますが、あと1.5歩ぐらい不足気味。ちょっと前半の展開はダレましたが、後半は面白い展開に仕上がってました。神戸がロケ地で使われており、神戸在住のものとしては興味深く見れました。言葉が標準語なので、風景との違和感が最後まで残りました。
STAR坊主

STAR坊主の感想・評価

3.3
でました!水谷豊さんの無茶ぶり相棒か!ってほどの目だっちぷり。笑
予想できてしまうことと、まるで眼鏡の提灯持ちの親友はオリラジの藤森のようなノリに見えて仕方ない。
最高の日に向かうはずの中で誰もが最悪なようになり人生壊れてしまう物語。

ここ最近の暴走事故多い分
罪は取り返しのつかないほど苦しみにかわります。

池袋の暴走運転元院長さん
わかりますか?あなたは容疑者です!!
マーチ

マーチの感想・評価

2.3
【感想】

最初のシーンから水谷監督の「いいっしょ、これ!」が見え透く謎に壮大なカメラワークで撮られていて(ちなみに後半にも謎にぐるっと一回転するカメラワークあり)、(前半は特に)笑ってはいけないシリアスなところなのになんか笑える…それはセリフの古めかしさだったり、現場しか経験していなくて映画技術の本質的な部分はあまり学んでいないであろう“天然”水谷豊監督が、己のセンスと現場での知識のみで撮っているから。

今回監督自らが初めて脚本を書いたということで、ある意味普通の映画ではあり得ない突飛な演出や展開になっていてそれが面白くもあるんだけど、とにかく前半が信じられないくらい酷い。それはリアル路線の映画にしては過剰な役者の演技もそうだし(後半の伏線という見方があるのも分かるけどそれにしたってなんか違うような気がする)、先述したような脚本のセリフもそうだし、撮り方もそう。露骨というか、いくらなんでも直球すぎて(悪い意味で恥ずかしさの)鳥肌が立った。シネコンで観たんだけど、それだけの公開規模でかけていい映画なのかと思わずにはいられない。それはそれとして、中盤にサスペンスへと入ってからは割と安定してくるし、水谷監督のあらゆる意味で予測不可能な脚本が揺さぶりをかけてくるので「いや、ちゃんと面白くなるんかい!」とツッコミを入れたくなってしまった。笑

『相棒』シリーズよろしく結局水谷豊が脇役なはずなのに個人捜査を始めたのには笑ってしまった。刑事じゃなくて被害者の父親なんだけどね…

監督がただ入れたかっただけとしか思えないアクションシーンも案外良かったし、前半はどうなることかと思ったけど岸部一徳さんが出てきて以降は相棒ファミリー含め、ベテラン俳優が勢揃いになるので作品としてしっかり見られるようになる。ただ毎熊さんはミスキャスト。コメディリリーフっぽかったけど、個人的に彼はもっと抑制の効いた役の方が合っていると思う。

総じてなんだかんだ作品として成立してるのがズルいんだけど、前半はほんと酷かったと思うし、中盤は良かったのに最終的な帰着は2019年の映画としてはさすがに受け入れがたい時代遅れな昭和映画的古臭さ(解釈)…『相棒』シリーズが個人的には大好きなので、俳優としての水谷豊は好きなんだけど、『TAP』然り監督としての水谷豊にはまだあまり魅力を感じられていません。本人は次もやる気満々みたいですが… 笑 (ちなみに、『TAP』よりも今作の方が演出面での素人ぶりは際立っていました。)
 実に惜しい作品である。生前の望とその家族を先に描くべきだった。
 人が人や動物の死を悲しむのは、それに纏わる思い出があるからである。家族や友人の死では生前の思い出が悲しみを誘発するが、赤の他人の死には何の思い出もない。事故や災害で何人死んだというニュースを見ても、へえと言うだけである。思い出がなければ悲しみもないのだ。
 被害者が被害に遭う前のシーンを先に映すやり方は常道で、水谷監督は敢えてそうしなかったのかもしれないが、常道になっているのはそれなりの理由がある。観客は被害の前の被害者の思い出を得るから、被害者の死に悲しみを覚え、遺された家族に感情移入する。
 本作品で少しだけ感情移入するのは前半のひき逃げ犯に対してである。ひき逃げ犯に感情移入してほしいから、被害者の思い出をなしにしたのかもしれないが、おかげで映画の後半は誰にも感情移入できなかった。
 アイデアやプロットはとてもいい。脚本の台詞は月並みだがそれなりのリアリティがある。被害者の父親を演じた水谷豊の演技は「相棒」で見慣れた右京さんとは違って地に足がついている。右京さんみたいな天才的な閃きはないが、娘の死が腑に落ちない父親の執念を上手く表現していた。檀ふみも貫禄の好演である。若手の人たちもそれなりに頑張っていたと思う。
 前半の単調さに比べて後半は展開の読めないワクワク感があり見ごたえがある。返す返すも被害者の生前のシーンがなかったことが悔やまれる。
Junpei

Junpeiの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

テーマが重いだけにミステリー要素はいらなかったのかなと思った。加害者の贖罪と被害者の許すことについては良い描き方だった。脚本が水谷豊だそうだが、もう少しセカンドオピニオンを得た方が良かった気がする。例えば被害者女性の日記の件だが、あのような内容は日記では無くTwitterの方が良い(携帯無くしてもパソコンから出来るし)。あと手嶌葵の主題歌は良かったが、大学2年の時よく聴いていたというのは。そこら辺の考証しっかりしてほしかった。
ねぎお

ねぎおの感想・評価

3.4
日本で2館目のDolby cinemaをさいたま新都心で初めて体験してきました。
いったいどんなものなのか!?乱視メガネを拭き拭き。

日本映画としてこの「轢き逃げ」が初のdolby映画だそうで、楽しみにしておりましたが・・。

《映画館としてのdolby cinema》
つい「おぉー!」と声をあげてしまいますよ、これは!
シートも上質で非常口や階段の足元明かりも見えないようにコントロールされていて、冒頭の暗転が本当の真っ黒なのにびっくり!その「黒」の表現としては要はHDRなので4kなどの解像度とは別の輝度のアプローチ。明るさと暗さのコントラストが見どころ。まあ映画作りから変えないと意味ないですが。
音はdolby atomos。これは既に結構ありますよね。相性としては物体やらが前後左右動き回るものがいいですね。「グレイテストショーマン」や「ボヘミアン・・」は基本ステージがあるのでね。昨日までは同じスクリーンで「エンドゲーム」やってたようなので、これ観たかったなあ。

《作品》
正直これをdolbyで製作する意味はあったのか??「初」っていうことかなあ。
手島葵さんの歌はとても良かったです。

あと特筆すべきはドローンのファーストショット。たぶんDJIのinspire2を使っています。「出川哲郎の充電させてください」でもドローンの画が多く出て来る(これは相当うまいと思っています)んですが、あれと同じで水の上飛ばしています。許可おりやすいんですよね。
それにしても電線が映りこむんですが、距離近い!これあとでCGかしら?いやいやあえて入れる意味はない。すごい距離で電線を回避したことに衝撃を受けました!

ラストカフェのところはクレーンかなあ、ドローンかなあ、いやクレーンだと思います。きれいな画です。