いずみたつや

我輩はカモであるのいずみたつやのレビュー・感想・評価

我輩はカモである(1933年製作の映画)
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1つのギャグが終わらないうちに次のギャグがすでに始まっていたり、展開されるギャグのスピードが異常で本当にビックリしました。

しかも、そのギャグ自体もめちゃくちゃくだらないものから痛烈な社会風刺、サイレント映画的なものからトーキーならではのものまで、非常にバラエティ豊かです。

淀川さんはこの映画を映画のコメディというよりも「舞台のコメディ」と評していますが、まさにマルクス兄弟のエンターテイナーっぷりに目が釘付けになる作品でした。