菩薩

我輩はカモであるの菩薩のレビュー・感想・評価

我輩はカモである(1933年製作の映画)
4.5
大変良く頭が狂ってらして良すぎるけど、いざ開戦間近となったら、両陣営のお偉方でこの映画を観て和田アキ子でも聴けば「わらっはっつてぇへぇ〜ぬるっぅしてぇ〜」と、四角い二国もまぁ〜るく収めまっせになる様な気がしてならない。ブレーキの無いお笑い4WDが悪路も何のその踏み越え更に突散らかし、しっちゃかめっちゃかしながらTHE カオスな結末のゴールテープを無視してあらぬ方向にダイブしていく。レモネード屋との死闘なんて後10分やられたら全員発狂するし、いちいち聞きまつがいの小ネタマシンガンが非常にうざったらしい。四千頭身のネタは前半で畳み掛けるけど、この集団コントはちゃんと終盤で畳み掛けてくると言うか、ずっと右肩上がりで味の濃さが増し増しになっていく。尺的にも70分弱と優しさに溢れてるけど、逆にこれ以上やられると結構キツイものがあるし丁度良い。水瓶被って取れないから顔描くとこが一番好きと見せかけて、その前に火花散る武器庫の扉塞ごうとするとこの普通にグルーチョの頭に椅子が落下してくるハプニング(?)シーンが一番面白い、ありゃマジで痛かったろうよ…。