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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~のBellのレビュー・感想・評価

4.5
昨年の人気ドラマの劇場版。

前売り券を買って、とても楽しみにしていました!!


上海と香港の転勤から帰国し、天空不動産第二営業所に戻って来た春田。

いつものメンバーが温かく彼を迎える中、本社で新たに発足したプロジェクトチームが突然現れ、開発事業の資料等すべてを引き渡せと強引に詰め寄ります。そして、そのプロジェクトチームの中には、本社に異動した牧の姿も。

こうして、本社と営業所の確執が深まっていき、営業所の春田と本社に戻った牧の心のすれ違いも大きくなって行くのでした・・・。

というストーリー。


超面白かったです。

とまらないラブ、ラブが溢れていましたね。

大いに笑って、大いに泣いて。実に楽しい鑑賞時間となりました。


劇場版ということで、ストーリー展開は「お祭り要素」的な感じです。・・・まあ、本当にお祭りに行くシーンもありますが(^m^)笑

仕事やお家など、日常シーンの連続だったドラマ版に比べると、天空不動産が犯罪に巻き込まれそうになったり、はるたん達が命の危機に曝されたり、はたまた部長が記憶喪失になったりと、非日常的な展開です。

そういう意味では、まったりとしたお家のシーンや「わんだほう」での呑みのシーンが少ないのは寂しいかもしれませんが・・・いやいや、せっかくの劇場版ですから!!

非日常的な出来事に巻き込まれるはるたん達を見られる貴重な機会だったと思います。

ストーリーも良かったですよ~。

映画版ならではのお祭り的ストーリーであっても、作品の世界観や登場人物達は、ドラマのままでブレがなかったのも良かったです。

また、ドラマの時からの時間経過があり、登場人物達の成長や変化が窺えたのも良い!!!



はるたんと牧の関係も、ドラマの時より、はるたんの牧に対する恋愛感情がしっかりとしたものになってましたね。

はるたんの成長ですよね~。きゅんと来るシーン、台詞、多々でした。



そして、要所要所で織り込まれる大爆笑シーンも凄かったです。

鑑賞された皆さん、同じ気持ちだと思いますが、サウナのシーンは抱腹絶倒!!

劇場中が湧きました。

みんな、声を出して笑っていました。私もです。

サウナという場所柄、みんな、裸にタオル1枚。

そんな格好で展開されるそれぞれの会話。飛び散る(恋の?)火花。

状況に応じて変わって行くBGMのクラシック音楽。

演出が絶妙過ぎて、本当に面白かったです。

俳優さん達の体当たりの演技も素晴らしい\(^o^)/



劇場版での新キャラクター、沢村一樹さんと志尊淳さんも、良い味を出していらっしゃってました。

そしてそして、やっぱり、注目すべきは部長!!!!!! 私、部長が大好きなんです!!!!!!

記憶を失っても、やっぱり、はるたん(はるぽん?笑)に恋する姿が、とってもキュートでした。可愛い~(//▽//)♪

部長は、本当に応援したくなるキャラクター♪♪

記憶が戻るシーンも好きでした。



本当に、どのシーンも愛おしく想えちゃう・・・そんな映画です。

てか、この作品で私が好きなポイントは、登場人物達が皆、相手のことを思いやっている人達ばかりな所。

男同士だから、とか、年齢差があるから、とか、そういうこと関係なく、皆が、ひとりひとりを人間として尊重して思いやっている。そんな世界観が好きなのです。

恋をしながら成長していく、はるたんと牧も、素敵なカップルだと思いました。

ラブとハッピーが溢れる、楽しい映画だったと思います。
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