ぶみ

屍人荘の殺人のぶみのネタバレレビュー・内容・結末

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

今村昌弘が上梓した同名小説を、木村ひさし監督、神木隆之介、浜辺美波等の共演により映像化したミステリ、ではなくコメディ。
大学のミステリ愛好会メンバーと、謎の女子大生探偵が、宿泊するペンションで起きた連続殺人事件の謎に挑む姿を描く。
原作は未読。
ミステリ愛好会の会長を中村倫也、会員を神木、謎の女子大生を浜辺が演じているほか、山田杏奈や佐久間由衣、ふせえり、柄本時生等、個性的なメンバーが脇を固めている。
公開当時、劇場鑑賞をしようか迷った作品だが、正直観なくて正解。
冒頭から、大学の学園祭かのようなコメディタッチが肌に合わず、まあ退屈。
本作品の鍵となるものが登場しても、全く盛り上がらず、終盤ようやく謎解きが始まったところで若干の巻き返しを見せるものの、総じて低調。
神木、浜辺、中村の三人はキャラが立っているため問題ないが、一部俳優は、こんなに演技が下手だったのかとガッカリした程。
ミステリ要素がそれなりなのが唯一の救いだが、タイトルが壮大なネタバレなのも残念であり、これを仮にテレビドラマで見せられても困る一作。

今年の生贄は誰だ?
ぶみ

ぶみ