吉島崇光

ブライトバーン/恐怖の拡散者の吉島崇光のレビュー・感想・評価

3.7
闇のスーパーマン誕生。

家族の愛情に飢えた子どもを描きつつ、あえて観客に感情移入させない演出が素晴らしい。

その結果、ブライトバーンの住民視点に立ちながら、よりスリリングを味わえる。

だって、きっかけは女の子への覗きよ?

感情移入できるわけがない。

容赦ないゴア描写、少し笑えるシュールな恐怖描写など、退屈しない1時間半だった。

また、ラストに別ヒーローの存在が示唆されていたので、ユニバース化も大いにあり得る。(元々続編ありきの制作らしいが、興収コケたから無理か…?)

ともかく、この先の展開が楽しみ。

おや?
窓の外に何かいるようだ…。
吉島崇光

吉島崇光