いやあ、愛おしい映画だったこれは。
個人的に、殺伐とした日々を過ごしているこの頃で、笑えないかもと思っていたけど、しっかり吹き出すほどに笑わせてもらえた。
そして笑わせるだけではない、ってのがなんといっても素晴らしい。ラストそういうところに着地するとは、良い意味で裏切られた。泣ける。
ずっと仲の良かった友達とも、それぞれが成長するに従ってお互いの趣味嗜好の違いが明らかになっていき、知らないうちに相手に合わせたりしてたり、気づくとなんだか窮屈になっていたり。あるある。やがては、それぞれが別々のコミュニティに居場所を見つけ、疎遠になっていく。あるある。
中1くらいでそれが起こるのはだいぶ早熟な気はするけどね。
疎遠になった友達に会いたくなった。あいつら、元気かなあ。
しかし、キスゲームとか、向こうの小中学生はあんなマセた遊びしてんのかね。親目線で見ると恐ろしくてたまらんわ。