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グッド・ボーイズのdaiのレビュー・感想・評価

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)
3.0
天才子役ジェイコブ・トレンブレイ扮する小学6年生のマックスは性の目覚めを経験する。自慰のために部屋にロックをかけようとして父親に見つかり、変な言い訳をして動揺する、そんな年頃である。キスやセックスへの好奇心とは裏腹に、友人とはカードゲームに興じる。まさに子どもから大人への転換時期である。クラスメイトの少しイケてる男たちはビールを何口飲めたと自慢する。父の出張中、父の大事なドローンを破壊してしまう。埋め合わせるために、少し離れたモールへと向かうのだが、道中さまざまなトラブルに巻き込まれる。

正直、うーん、と唸りながらの鑑賞になった。作中の笑わせどころはほとんど全て下ネタ。笑いのセンスがない人が笑わせようとしてダダスベリした感じでした。下ネタって安易な方法だから。

それでいて終盤は、マックスたちの成長を良い話に仕立て上げ、まとめようとしていて、なんだかなぁ、という感じでした。

セス・ローゲンは好きだし、彼の作品に下ネタありきなのはわかるのだが、本作は好きになれなかった。
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