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グッド・ボーイズのwoosのレビュー・感想・評価

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)
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TOHOシネマズ新宿にて字幕版を鑑賞。2020年新作劇場鑑賞31作目。
客席はほぼ満席。
テーマ「もうすぐ思春期」

[全体として]
『ワンダー』のジェイコブ・トレンブレイくんが主人公のジュブナイルもの。
幼なじみとはいつか進む道が異なっていく、という誰しもが経験するであろう普遍的なテーマで、子供から思春期に入っていく過程を描いた下ネタコメディ映画だった。
こういう映画を観ていると自分の子供時代の友達の顔が自然と浮かんできて、色んな思い出が蘇ってくるので、そういう気分に浸りたい人にはオススメな映画だと思う。

[良かったところ]
3人の掛け合いの会話が面白いし、テンポがいいし、これくらいの年齢の子達が悩むようなこと(ひよっとしたら大人になっても)が沢山入っていて、会場でもずっと笑いが起こっていた。
ずっと友達ではあるけど、もう同じテンションで遊んだりは出来なくなっていくんだよなー。運のいい人はずっといられるんだろうけど、多くの人はそうなって大人になっていくし。この辺は『ストレンジャー・シングス』とかとも共通のテーマだと思うし、ホロっとさせられる。

[気になったところ]
子供が主人公なのに大人のおもちゃが多数登場し、下ネタ前回で心配になるほどだった。
公式サイトによると、「コレは何に使うの?」という子役達の質問に「ママに聞きなさい」とかダッチワイフは医療に関わる人の学習用だという嘘で説明したらしいが、IT機器が当たり前の時代の子供なんだから、自分で調べてしまいそうな気がするんだが。。。
まあ、小学生には見せない方がいい映画だと思う。

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一人でもいいし、デートでもいいし、悪友と観るといいかもしれない映画でした。
オススメです。
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