mid90sが公開してたほぼ同時期に劇場公開していてこれも絶対観ると決めてたんだけど、残念ながらうちの地元ではやってなくて観れなかった作品。早くレンタル、配信されないかなと待ち望んでてようやく観ることができた。
監督が10代の頃から撮り続けてきた映像と共に、暴力による負の連鎖を断ち切ろうともがく若者達の姿をリアルに綴ったドキュメンタリー。
冒頭の3人のスケーター達が立体駐車場から街に気持ちよさそうに滑りだしていくシーンと、途中気持ちいいくらいにトリックをキメる映像を繋いだシーンは爽快。ひさしぶりにスケボーしたくなった。今埃かぶってますけど🛹
ラスト20分くらいで監督がこの映画を撮ることにした理由をキアーに語り始めるあたりからが特に胸にくるものがあった。登場人物たち全ての言葉が突き刺さる。幼い頃から現在までの映像を編集して繋いでみせるところはグッときたし、一歩踏み出した彼ら彼女の現在が語られるラストは暖かい気持ちになれて涙が出た。
“絶望的な気分だ 自分の敵は自分だった このクソみたいな人生を選んできたのは俺なんだ”
