ウクレレまさあき

行き止まりの世界に生まれてのウクレレまさあきのレビュー・感想・評価

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キアー、ザック、ニナ、そしてビン。
寂れたロックフォードに暮らす、10代からのスケボー仲間。派手さは無いけどめちゃ上手い。撮影もスピード感有り過ぎ。眉間がむずむずする。
それぞれに、親との不仲、虐待、家庭内暴力、貧困を抱え、家出も。スケボー三昧だけど、仕事をして、高卒認定資格試験を受けたりする。思い通りには行かないけど。
子供が生まれても大人に成れず、ニナに暴力をふるうザック。亡くなった親父を引きずり、言葉を反芻し、町を出るキアー。義父の家庭内暴力に心のけりをつけるビン。

貧困と暴力の連鎖、生き辛いのは場所だけのせいなのか。