このレビューはネタバレを含みます
個人的にとてもとても身につまされるお話でした。
私の母も同じ病を患っており、日に日に症状が進行していることを、本作で描かれていることも含め、実に細かな様々な出来事で感じる日々です。
母自身ではなく病気が悪いことはわかっていながらつい、この息子のように母に辛く当たってしまい、時折、自己嫌悪に陥ったりもします。
いずれ自分(私自身)の順番も来るだろうに。
冨士眞奈美さんは流石に凄いですし、心くんは絶句しそうな演技力でした。
でも、でも、本作は出だしからセリフがアフレコなのか、映像との微妙なズレが感じられきになるところが多々ありました。
これはわざとそうしているのでしょうか?
どんな狙いがあるのか?
そんなこと気にしかちゃいけないのか?
ちょっと残念な部分でした。
あと、溢れんばかりのメモのくだりは感動の極致のはずなのですが、いまひとつ盛り上がりに欠けた感がありました。音楽なのか?何なのか?
お話としてはとてもよかった。
映画(エンタメ)としてはもう少し
といった印象です。