さっこ

世にも怪奇な物語のさっこのレビュー・感想・評価

世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)
3.5

これ😰

ある一点において必見。
これは3話オムニバスなんだけど第3話「悪魔の首飾り」にそれはある。
(3話それぞれ別の人が監督しているんだが3話目は巨匠フェリーニ)

🦐あらすじ🦐
アル中の落ち目の役者に仕事が舞い込む。
フェラーリで街中を飛ばす主人公。
彼の脳裏には「少女の顔」がちらつく。
笑う少女のシーンが三回続いたとき、車は崖からダイブし、主人公は死ぬ。


その「笑う少女の顔」が相当ヤバイのだ😨



映画「リング」「女優霊」の脚本家、高橋洋は著書「映画の魔」(2600円)でこのシーンについて言及している。

【「女優霊」のクライマックスに登場する幽霊は人間にしか見えない。(中略)”幽霊が顔をさらしてなおかつ怖い”というフェリーニの「悪魔の首飾り」レベルの超高度な技を要求してしまった】

そう、「女優霊」はとても怖い映画なんだが、ラストの幽霊のシーンは失敗だ👻
正面から女が笑っているんだが、それはもう人間にしか見えず怖くない👻💦

「悪魔の首飾り」に出てくる少女の幽霊(?)も顔をさらして笑っている。
それなのに普通の人間には全く見えない。
思わず背筋が寒くなるような、夢に出てきそうな…そんな顔だった😰



眠くなるし3話ともツマランからオススメではない😪
さっこ

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