うーん！ロックな映画ですね。
特にクライマックスでのシーンは
クソッタレなプロパガンダというタイトルもありロックの本質をつくような作品でひた。
ただまぁこの映画のテーマはそこじゃないんですけどね。そういう反骨精神が自分は
好きでした。
まず舞台が面白い。
捕虜収容所で韓国人朝鮮人、白人黒人入れ乱れたボーダレスな環境で次第に人種の差別なくみんなを一つにまとめていく様は
楽しく戦争がない平和な世界を描いていました。
そう言った歴史的観点や戦争の業深さなどが見え隠れする。ただのエンタメにならないバランス感が良かったです。
タップダンスでのミュージカルシーンは
これでもかってぐらい明るく景気良く
コミカルに描いていてとっても楽しめます。
その捕虜収容所の中での夢物語な感じの
締め方もまぁ賛否両論あるとは思います。
自分は感情移入し過ぎてそんなぁといった
印象でしたが、これがリアルかなと。
でも二人の友人でラストを迎えるのは
とってもあったかい気持ちになりました。
自分のお国なのにしっかりとアメリカ側の
描き方も嫌味や嘘がなくて
好感が持てました。
この監督いい気がする。
そんな映画。
