このレビューはネタバレを含みます
めっちゃ好き。
「言葉の分からない敵同士が芸術でつながる」っていうテーマは割と使い古されてきたけど、ストーリー、登場人物、演出全てがハイレベルでとても楽しかった。
「人間だから分かり合えるはずだよね」「とはいってもそううまくはいかないよね」の両輪をうまくやってのけたと思う。バッドエンドなのが胸に刺さったけど、ラストシーンを見ると、もう泣くしかないよね。彼らは本当に心から繋がりあってたんだな…と。
説教臭くない脚本と両サイドへの敬意を忘れない姿勢がめっちゃ良かったやね。
多分見た人全員がスウィングキッズたちに生き残って欲しかったんじゃないか。それに対して制作陣の「お前ら生き残ってほしいって思ったよな？そんな世界にするためにはどうしたらいいと思う？ifの世界を作れるのは今を生きる俺たちなんだよ！言われなくてもてめーの頭で考えろ！！」っという超熱いメッセージ受け取りました。
ギスたちがカーネギーホールで踊れる世界を作るよ…
