yuri

スウィング・キッズのyuriのレビュー・感想・評価

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)
4.3

Fuck ideology
“対立を煽る指導者は糞“のエネルギーが異常
好きなことが好きな時にできるって奇跡
国籍、人種、言葉の壁を越えて一つの夢中になれるものでみんなの心が通っていくさまが見事に映像化されてて震えた

ただただ、ダンスが踊りたいだけなのに
アメリカの象徴とされるタップダンスをすると言う行為がイデオロギーの対立を助長させてしまう…
いいじゃん、踊らせてあげてよ…って泣きたくなるけど、そんな甘い考えは通用しない
踊ったら国への冒涜、反戦の意を示してしまう
タップダンスで頭がいっぱいになる主人公と、スウィングガールズでお馴染みのあの軽快な曲たちが観客と一緒に同調しながら、自分の脳内も一緒にタップダンス畑になっていくのが最高に気持ちいい
だからこそ余計にそのイデオロギーが、憎い…
ラストは、楽しいクリスマスステージでちゃんちゃんと終わる筈もなく、きちんと戦争の惨さ、不条理さを突きつけてくる、さすが韓国映画
ギョンス大好き🐇
yuri

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