朝鮮戦争時代の捕虜収容所だった巨済島で、アメリカ軍の策略によって結成されたタップダンスチームの話。
軽快なタップダンスの心地よいエンタメ性とは裏腹に、戦時中の理不尽で悲惨な状況がしっかり描かれてる。最後は中々衝撃的。
資本主義vs共産主義、白人vsマイノリティ、女性差別、アメリカナイゼーションなど戦前から今でも根付く社会問題を上手く映し出してた。
主人公のギスだけじゃなくて、それぞれの登場人物のバックグラウンドも少しずつ触れていたから、みんな同じ人間でそれぞれ大切な人たちがいるけど、戦争のせいで憎しみ合わされて、傷つけ合ってるっていうことがよく伝わった。確かに "fuckin ideology"😂😭
元々同じ国、同じ民族だった韓国と北朝鮮が真っ二つにされて、しかも経済体制も真逆になるのって、言葉に表せれないほど悲しいし憎いだろうな。日本の責任でもあるから反日が根付いてるんだよね。
とにかくただのダンス映画じゃなくて、当時の社会情勢が描かれてる見応えのある戦争映画でした。長くなったけど要はオススメです！！！👏🏻
