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PMC ザ・バンカーのビレッジのレビュー・感想・評価

PMC ザ・バンカー(2018年製作の映画)
3.4
最初めちゃくちゃカッコつけてドヤってた主人公ですが、早々に戦闘不能になり仲間が必死で戦ってるのに決断遅くて悩みまくるからどんどん死んでいくし、どうしていいかわからんくなるし主人公のくせに全然戦わないしで何だこの展開はって感じです。
アメリカの客層を意識してるのか台詞はほぼ英語だし、色んな場所と中継が繋がってるので臨場感はあるのですが、スケジュールの都合でも悪かったのかと疑いたくなるぐらい主人公がどこにも行かない。
面白かったところといえばFPSのような視点でカメラがぐんぐん進んでいくところや、最後の10分ぐらいの飛行機を巻き込んだ派手なアクションシーンは日本では到底真似出来ない迫力はありました。
この監督さんの前作の「テロライブ」も同じくワンシチュエーションで中継が繋がってるタイプの映画でカメラの見せ方と演出で後半に畳み掛けるというやりたい事は分かるのですが主人公が義足である意味がよく分からないし、設定が活きてない気がします。
お金掛かってるし、多国籍キャスト等の見せ方も上手いのに勿体無い!
もっとハジョンウの超絶アクションを見たかったのは私だけではない筈です。
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