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マルモイ ことばあつめのjokerのレビュー・感想・評価

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)
4.5
とても良かった。

1940年代の戦時下で、
朝鮮語の辞典を作ろうとした人々の物語。

当時まだ日本の植民地だった朝鮮は、
日本語で話すことを求められた。

母国の言葉にもかかわらず、
辞典を作ることは逆賊行為だった。

権力に屈することなく、
当たり前の権利を得ようと民衆が戦い続ける。

彼らの演技には鬼気迫るものがあり、
観ていて何度も心が動かされる。

あそこまで母国を愛せることは、
ある意味で羨ましくも感じる。

色々なことを考えさせられる映画だった。
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