えりり

マルモイ ことばあつめのえりりのレビュー・感想・評価

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)
4.2
幼かったスンヒが、ホットクを買ってくれたおじさんを思い出せてよかった。大好きな父の死が”犬死”ではなかったと、自分たちの魂を守り抜いたのだと知ることができて、本当によかった。

自分たちのことば、自分の名前。それらはきっと、「心」「精神」「魂」、そんなものと置き換えられるくらい大切なもの。だからこそ、征服者はあんなにも血眼になって奪おうとしたのだということがわかる。

学はなくても情け深く、まっすぐで優しくて。ひたむきに字を学ぶ姿はちょっとかわいかったり。熱く生きたパンスに大きな拍手!
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