ヘビメタおやじ

天気の子のヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
2.5
1844本目。アニメでリアルな風景を見られる喜びはあります。晴れ女バイトまではファンタジーな日常が楽しく見られました。しかし、ドラマとしては多くの問題を抱えていると思いました。まず、家出への肯定的な扱い、少年の拳銃発砲、一方的に悪役が警察などの公権力、あまりにも御都合によるハッピーエンド、ファンタジーの世界観の弱さ、恋愛万能主義。中二病的な世界観を見る人に説得させるシナリオが傑作と呼ばれてきたのだと、反面教師的に教えてくれる作品だと思いました。