直面している少年少女達の問題と、環境問題を組み合わせた、面白いストーリーだった。
東京の街や空がそんなに美しいのか?と、感じてしまうが、ファンタジーな2人の目にはそう写ってるんだなーなんて。
展開は人魚姫というか、シェイプ・オブ・ウォーターにも似た感じて、ある意味、安心して昔話を見るような思いだった。
ただ、後半にあった、一つの犠牲から生じる多数の幸福について、選択を迫られるのは、大きなテーマな気がする。
でも、変えたければ、変えればいい。それでも、人間は生き続けると言う楽観的な着地点に、なんだか、今風な思考を感じ、少し残念な気持ちになった。