オーウェン

天気の子のオーウェンのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
3.3
どんなに雨や曇りであっても、晴れに変えることのできる陽菜。
そして陽菜と出会うことになる帆高。

いつの時代も恋の成就には障害が付きものであり、晴れにすることのできる能力は人柱となりうる。
そこで帆高は警察から逃れて陽菜を救いにく。

設定を変えてはいるが、基本男女がいかにして結びつくのかというテーマは変わらない。

今作も相変わらず光や町の描写がすごいが、それにも増して重要なのは天気の空模様。
雲が垂れ込む隙間から除く太陽光。
これだけでも見る価値はあるかも。

ラストのあれは賛否両論というか、偶然が過ぎるというか。
まあ映画的に完結させねばならないわけで、そこら辺が商業映画と職業作家の板挟みといったところか。
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