ぽんた

天気の子のぽんたのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

天野陽菜
祈れば天気を晴れにすることができる不思議な能力を持つ。
天野凪
陽菜の弟、モテ男子。
須賀圭介
K&Aプランニングという小さな編集プロダクションを経営。フェリーで出会った帆高にかつての自分を重ね、事務所に住み込みで働かせる。妻を亡くし、一人娘がいるが喘息持ちのため妻の親元で暮らしている。親権をもらうためにタバコをやめる。
夏美
須賀の姪で、事務所で働く女子大生。
帆高は愛人と勘違いする。

陽菜は何ヶ月も目を覚まさず病室で眠る母に付き添っていた。外は雨だったが地上の一点だけを照らしていた。向かってみると廃ビル屋上の朱い鳥居があった。鳥居をくぐって強く願った。母が目を覚まして、青空の下を一緒に歩けますようにと。
帆高は実家を家出、東京に向かうフェリーで須賀と出会う。
東京に着くと満喫を拠点にバイトを探すがなかなか雇ってもらえない。疲れ果て、繁華街で眠っていると黒服の男に邪魔だと怒鳴られる。ごみを拾ってるとたまたま拳銃を拾ってしまい、リュックに押し込んでしまう。須賀連絡をとろうとする。
何日も同じマックでポタージュを飲んでいるとバイト中の陽菜からビックマック貰う。須賀と連絡がとれ、住み込みで働かせてもらえることになる。
猫にカロリーメイトをあげているとビックマックを奢ってくれた少女が風俗で働くことを強要されている様子にみえた。迷った末、彼女の手をとり逃げるがすぐにぼこぼこにされる。反射的に銃を取り出して空に向かって引き金を引く。銃は本物だった。我に帰った陽菜が帆高を連れて廃ビルへ逃げる。そして100%の晴れ女は陽菜だと知る。そこで晴れにする仕事をはじめるが、陽菜の体に異常が起こっていく。
陽奈と凪と帆高は一緒に逃げてひっそりと生きようとするが、ついに陽菜の体が消えてしまう。助けるため朱い鳥居を目指す。陽菜を救った後は滝のような豪雨が降り注ぐ。それから3年間止むことなく、今も振り続ける。帆高は島へ戻らされ、高校生活を再開し卒業と同時に東京へ向かう。あの日以来会っていなかった彼女の元へ向かう。坂の上に彼女がいた。傘もささず、両手を組み、目を瞑って祈っていた。帆高が叫んで2人同時に抱き合う。陽菜さん、僕たちは大丈夫だと。
面白かったけど、陽菜帆高の情報少ない。たきくんのおばあちゃん登場。陽菜がかわいくて健気。本当は年下なのにお姉さんみたいに強く生きようとしていて切ない。RADの音楽もすばらしい。とても合っている。
ただ、ストーリーが少し納得できないところが多い。陽菜の能力のこととか。生きているだけ幸せだけど、ずっと雨が降り注ぐというのはどうなんだろうと疑問に思う。
ぽんた

ぽんた