天気の子の徹也のネタバレレビュー・内容・結末

文学的で、映像の美しさは非常に魅力的でしたが、ストーリー的には引っかかる点が多かったです。

帆高があそこまでヒロインに入れ込む動機
何が息苦しくて家出したのか
陽菜の母親の死や、父親の存在の説明もなし
とりあえず、キャラクター1人1人がそこまで深掘りされずその設定も活かされていないため、魅力が伝わってこないなと感じました。

他にも
拳銃もわざわざストーリーに出すほどのものだったのか疑問ですし、小栗旬は泣いたくせに廃ビルで警察に引き渡そうとして結局警察ぶん殴るし、本田翼は本田翼だし、謎のジブリ感だったり、、、などなど気になる点が多かったです。

なにより、陽菜が風俗で働こうとした時点でヒロインとしての魅力がガタ落ち。後半どんなに感動的なシーンがあっても、そのことが頭をよぎり全然感情移入できませんでした。


正直今回はダメな点ばかりに目がいってしまい、自分自身ももったいない気がして悔しかったです。高く評価している方も多いので、次は違った視点で観賞できたらと思います。