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天気の子のボロロボのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
4.1
本日のハシゴ計画のラストを飾る三本目。
思ってたよりもお客さん入ってなくて拍子抜け。

そう来ましたか!という感じでしょうか。個人的にまとめてしまうと【まんが日本現代ばなし】。「何もかもがうまくいきすぎ」と批判されている前作とは一線を画してます。ただし「ええーっ!」という部分もありますが。
いきなり超自然的力が発動するので「この後どうすんの?」と思って観てましたが、うまい展開でした。

前作同様、スマホの使い方はホントにお上手。Yahoo!知恵袋ネタは面白かった!ww

ビジュアル的には「言の葉の庭」で炸裂していたリアルで美しい雨の表現が当作では更にグレードアップ。水面、水滴、空中の表現もスゴかった。
そして相変わらず存在感たっぷりの情景。ホントに見惚れてしまいます。
ラストの表現には「海獣の子供」に通ずるようなものもあって、絵描きさんの指向性は似てるのかなあ、たまたまなのかなあ?

雨があるからこそ晴れがうれしい。

男の子って女の子に比べるとどうしても精神発達的に幼いですよねえ。
ナギ先輩は、お母さんの教育なのか、それともヒナ姉ちゃんが鍛えたのか、とても頼もしいw
ホダカくん、純だよなあ、ウブだよなあ、でもそれが彼のいいところだよなあ。

小栗旬も本田翼もいい味出してました。

あちこちに前作「君の名は。」のキャラがしれっと出てくるサプライズ。

当作ではフェティッシュ要素は控えめ。会話ネタにもなっていた胸の谷間と、やたらとクローズアップされていた指輪くらいでしょうか?

程よく笑わせてもくれるので、ベタベタ過ぎず良かったです。まあ、本筋はしっかりラブストーリーですがww
若いってうらやましいwww
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