このレビューはネタバレを含みます
ハッピーエンドかバッドエンドか、、、
そこは観客に委ねた形で閉じている。
また、そこは関係ないのかもしれません。
「君の名は。」は起伏に富みテーマも壮大、ラストへ向かう勢いは見事で完全なるハッピーエンド。
黄金の法則といっていいほど。
今作はどちらかというと地味で、ジメジメとした印象。しかしそこには一筋の光が差し込んでいる。
異常気象や世の中が混沌としている中、まだ何か出来ることがあるのではないか。テーマ曲とも重なり合ってよりそこが強調されているように思う。
「君の名は。」以前程ではないにしろセンチメンタルな要素が伺え、自分がやりたいこととメガヒット後の作品としてのバランスをとっているように思えた。
過去作同様、「君の名は。」と今作の繋がりがあるのも面白いですね。
