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天気の子の1717のレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
4.5
個人的に、新海監督の作品はどれも作画がとてもリアルなためストーリーさえ現実世界のどこかに起こり得るのではないかというリアルさ、フィクションであるのにノンフィクションであるかの様な印象を持っていた。
しかし、今作は絶対に現実では起こり得ないストーリーを描き完全にフィクションである事を強調するかの様で、これは前作の「君の名は。」の批判に真っ向から向かっていっているなぁと感じた。
私は、両作共に共通の現実世界には起こり得ない運命的で情熱的な夢の様な学生時代の恋愛物語が好きなので、高評価とした。
また、主人公の純粋さや真っ直ぐさには心うたれるものがあり、現実の社会にも通ずる核心を突いた会話や環境も印象的。
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