このレビューはネタバレを含みます
絵が非常に綺麗で、音楽自体も音楽の使い方もとても良い。
水の表現なんか、絵、音ともに気持ちが良くて、こんな雨ならそんなに嫌じゃないかも、と思えた。
ただし、ストーリーに関しては、ツッコミどころがちょいちょいあったなぁ。
新海誠監督が、見た人の意見が分かれると言っていたけど、それにしてもちょっと御都合主義では…？みたいなシーンが所々…
一番気になったのは線路を走るシーン。
なんでみんな止めないんだよ… 余裕で止められるでしょ…
映像も音楽もものすごくレベルが高いのに、人物関連のディテールになんというか詰めの甘さみたいなものを感じてしまい、結果若い人向けの映画というような感覚を抱いた。
映画だし！物語だし！そこをリアルにしちゃうと話が終わっちゃうし！と、自分を納得させなきゃいけなかったことが残念。それとも、御都合主義も含めて賛否両論分かれるということだったのか？
