yoshitakanishihara

天気の子のyoshitakanishiharaのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

このジャンル疎い前提で、かなり好み。
「世界の滅亡」とか言われるとふーんでしかないけど、「天候が乱れる」といわれると飲み込みやすかった。実際に天気がどうなるかなんて誰にもわからないわけだし。

なにより物語のファンタジー設定が「“祈る”ことで空を晴れにできる不思議な力をもった人がいる」ということのみで、付随するルールもそこそこ納得感があるシンプルなものだったのがよかった。

寄る辺ない人が集まって、背伸びしたり、無理したり、そして知らないうちに誰かを引き返せないくらい無理させてたり、っていう話だと思えば感動的だとも思う。
拳銃の件も警察とのカーチェイスも、社会から疎外されていくプロセスの画的なサービスショットみたいなもんだと思えればまぁありかなと。
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