このレビューはネタバレを含みます
東宝アニメーションである本作に、東映アニメーションのスターである初代プリキュアを登場させて、あまつさえキュアブラックに
「この日のためにブラックバイトを頑張ってきたんです」
と言わせる。このブラックユーモア!!
新海誠監督は、『君の名は。』の大成功があったお陰で東宝に金の成る木扱いを受けているんだと思います。だからこんな普通なら許されそうにないユーモアでもさせてあげる。
100億円の興行収入を叩き出した本作は、プリキュア以外でも冒険しています。結局雨の降り続く世界にしてしまったんですから、この展開を許した所に、東宝がいかに新海誠監督を信じて社運をかけたのかが伺える気がします。
是非皆さんも歴史の証人になりましょう。